いやぁ、絵本って本当にいいもんですね。

2016年10月19日 水曜日


こんにちは。かにゃおです。
今日は「JT NPO助成事業」の助成金贈呈式にやってきたよ。

日本たばこ産業(株)では、NPOが実施してる地域コミュニティの再生と活性化につながる事業に助成をしてて、今日は助成を受ける神奈川県内のNPOのみんなも出席してるんだって。

贈呈式の様子

(↑贈呈を受ける「認定NPO法人らいぶらいぶ」のみなさん。)

せっかくだから、どんな活動をしてるか聞いてみよっと。

かにゃお こんにちは。かにゃおです。
らいぶらいぶはどんなことをしてるNPOなの?
松迫さん こんにちは。認定NPO法人らいぶらいぶの松迫です。
私たちは、相模原市の南区を中心に、図書館を多くの人に活用してもらうための企画を立てたり、読書の楽しさをみなさんに伝える活動をしています。
らいぶらいぶは、相模原市の非常勤特別職の司書として市内の図書館で働いていた人たちが集まって作ったんですよ。

谷越さんと松迫さん
(↑左が谷越さんで右が松迫さん。)

かにゃお みんな本のプロなんだね~。
具体的にはどんなことしてるの?
松迫さん 相模原市立相模大野図書館の業務委託を受けて運営をしたり、ブックチャンスという活動をしたりしています。
かにゃお それ知ってるよ。
クイズに答えてパネルをならべてく番組でしょ?
谷越さん ちょっと待った!
それって、アタックチャンスですよね。
私は認定NPO法人らいぶらいぶの谷越です。
ブックチャンスは、1人のブックチャンスボランティアさんが1組の親子に、お子さんの様子に合わせて絵本の読み聞かせをするんですよ。
乳幼児と保護者のみなさんが、絵本をとおしてふれあう時間を大切にしたり、小さい頃から本に親しんでもらうための活動なんです。

ブックチャンスの様子
(↑赤ちゃんも笑顔のブックチャンス。)

かにゃお 赤ちゃんでも絵本わかるの?
谷越さん 絵をみたり言葉のリズムを楽しんだり、赤ちゃんも楽しめますよ。
それに、お子さん一人ひとりのペースに合わせるからだいじょうぶ。
例えば、絵本をめくるのが楽しい子には、たくさんめくらせてあげます。
ページをめくるのだって、絵本の楽しみのひとつですからね。
かにゃお 一人ひとりのペースに合わせてくれるなら安心だね。
ブックチャンスのボランティア、ぼくにもできる?
谷越さん それはちょっと・・・
かにゃお もしかして、谷越さん犬派?
ねこは嫌いですか?
谷越さん そういう問題じゃなくて、ブックチャンスのボランティアをするには、6回の研修を受けてもらっているんですよ。
かにゃお どんな内容なの?
谷越さん 絵本の読み聞かせの効果やボランティアとしての責任について学んだり、わらべ歌手あそびなど実際に現場で役立つ内容もあります。
絵本の読み聞かせだけじゃなくて、お母さんのお話を聞いてあげたりもする大切な存在ですからね。

ボランティア研修風景
(↑ボランティアさんたちの研修風景だよ。)

かにゃお いつごろからやってるの?
谷越さん 2009年からスタートして、相模原市内のこどもセンターの子育て広場など、地域の子育て支援の場所で行ってきました。
でも、こうした子育て支援の場に来られないで、家の中で孤独に子育てをしているお母さんたちにこそブックチャンスは必要と考えるようになりました。
そこで、相模原市の協働事業提案制度に応募して、4カ月児健診の会場でもブックチャンスを行うことになりました。
かにゃお 健診ならみんなが参加するもんね。
谷越さん 市と協働で3年間実施して評価されたので、そのあと青少年課からの委託事業として2年間実施したんですよ。
ただ、私たちはふだん司書として相模大野図書館で週5日働いていますし、ボランティアさんの人数にも限りがあるので、団体の規模を考えて相模原市の南区だけで行ってきたんです。

絵本を読んでもらうかにゃお
(↑ぼくも絵本読んでもらおっと。)

かにゃお 市内のほかの区でもやってもらいたいって人はいそうだね。
谷越さん そこで、今年度から市全体で行うようになったんです。
私たちだけで市全体はカバーできませんから、各区にある子育て拠点の方がコーディネーターとなって行っています。
らいぶらいぶは養成講座の講師として活動を支援しています。
かにゃお こんなにいい活動なら、となりの町にもあったらいいよね。
谷越さん ブックチャンスは私たちオリジナルの活動なので相模原市だけですね。
実は図書館の研修で『ブックスタート』を知り、「すてきな活動だなぁ。相模原市でできたら・・・・・・」と思っていたことが始まりなんです。
かにゃお ブックトースト?
谷越さん それじゃ、本かパンか分からないですよね。
ブックスタートは市町村単位で行われ、親子に読み聞かせをして、絵本をプレゼントしています。
ただ、配るための絵本の用意のほか、活動にはとてもお金がかかるので、規模の大きな自治体ではなかなか難しいようです。
かにゃお 相模原市も人口が多いよね。
谷越さん 市全体で毎年約6,000人の赤ちゃんが生まれますからね。
そこで、どうしたら相模原市でできるか考えて、ボランティアを養成したり、オリジナルのメモリーノートを作成して、らいぶらいぶの拠点がある南区で始めたんです。

メモリーノート
(↑オススメ絵本の紹介や読み方のコツがいっぱい。どんな本を読んだかも書いておけるよ。)

かにゃお オススメがあると、次の絵本も選びやすいよね。
谷越さん 自分の子どもの好きな絵本を選ぶ楽しさや、本屋さんや図書館に足を運ぶことも、孤独な子育てをしないきっかけになりますよね。
かにゃお でも、メモリーノートつくるのもお金かかりそうだよね?
谷越さん JTさんの助成金で作成しています。
これ以外にもボランティアさんの研修や交通費などもかかりますから、助成金は本当にありがたいですね。
かにゃお 最後にみんなに伝えたいこととかある?
谷越さん 子どもはたくさんの温かい言葉を語りかけられることで、自分が大切にされていること、愛されていることを知ります。
だから、子どもにとって絵本を開く時間は、大好きな人のぬくもりと温かい声に包まれた幸せなひとときなんです。
子どもの笑顔のために、そして子育てを応援するために、これからも絵本との出会いを届けていきたいと思います。
ブックチャンスで絵本に興味を持ったら、ぜひ図書館にもあそびに来てくださいね。

代表の谷畑さん
(↑代表の谷畑さん。メンバーも子育てをしてるからお母さんの気持ちが分かるんです。)

かにゃお ぼくも応援してるにゃ。
ところで谷越さん、ぼくの絵本つくってみない?
売れると思うんだよね~。
谷越さん 私、犬の絵本の方がいいと思うの。
だって犬派ですから。
かにゃお ・・・

『絵本とつくる親子のふれあい いいにゃ!』―――――――――――――――
認定NPO法人らいぶらいぶ:http://live-lib.jp/