ぼく、かにゃえもん。

2014年10月28日 火曜日


かにゃお、今日は大都市Tokyoに来てます。
東京ビッグサイトでやっている「Japan Robot Week 2014」っていう、ロボットとかロボット関連技術の展示会に来てるにゃ。
認定NPO法人ロボティック普及促進センターの小林さんにお呼ばれしたんだけど、広すぎて迷っちゃう。

展示会の入り口に立つかにゃお。

(↑招待券が送られて来たにゃ)

こんにちは。小林さんですか?

コーヒーを入れるロボット
(↑小林さんかと思った。コーヒー入れを補助するロボットだって。)

小林さん かにゃお、こっち、こっち。
かにゃお ロボティック普及促進センターの小林さんですか?
こんにちは。ねこ型ロボットです。
小林さん 丸いけど、青くないよね。

小林さんとあいさつするかにゃお。
(↑小林さん、間違えてごめんにゃ。)

かにゃお 手だけのロボットとか、キャタピラのやつとか、機械っぽいのが多いけど、人型ロボットもあるんだにゃ。
小林さん 人型ロボットも結構あるよ。
東日本大震災後の、災害の対応にはやはり人型ロボットが有効なのではという意識の現れなのかもしれないね。
かにゃお でも、「ロボットの時代が来るよ~」って前から聞くけど、まだまだロボットって身近になっていない気がするんだけど。
小林さん そうだね。
そこをなんとかしようと立ち上げたのが、ロボティック普及促進センターなんだ。
「かわさき・神奈川ロボットビジネス協議会」の会員企業や研究機関の有志が中心となって作った団体で、ロボット関連技術の普及促進に関する事業を行っているんだよ。
かにゃお 普及促進って、どんなことをしているの?
小林さん ロボットはそろそろ普及する段階に入っているんだけど、まだビジネスとしてうまくいっていないことが多くて、ビジネス化を支援するための相談コンサルティング、それにロボットに関する保険(ロボット保険サービス)などを行っているんだ。

ロボット保険のちらし
(↑ロボット保険サービスのチラシ)

かにゃお ロボット保険って何?
「ターミネーター」とか「アイ,ロボット」みたいになっちゃったときのための保険?
小林さん うーん、ロボットはまだそこまで発達してないけど、いずれにしろロボットは安全性がとても大事
ロボットの実証実験や導入を考えたとき、万が一の事故を心配して、躊躇することもあると思うけど、そんなとき、保険があると安心だよね。
そこで、既存の保険商品を組み合わせて、そのロボットに最適な保険を提案しているんだ。
かにゃお なるほど。確かに保険があれば安心だにゃ。
他にはどんなことをしているの?
小林さん ロボットのビジネス化に興味がある人やこれからロボットビジネスをはじめたい人向けに、ロボットビジネスの基礎から実践、展望までを体系的に学ぶ「日本ロボットビジネス体系講座」や、ロボットの研究開発支援、ロボットに関するセミナーやシンポジウムなどを行っているよ。

ロボティックシンポジウムの様子
(↑ロボティック・シンポジウム。モビルスーツの作り方を勉強中。(うそ))

かにゃお ロボットの開発支援もしているんだ。
モビルスーツ作ったりしてるの?
小林さん さすがに、モビルスーツは作ってないけど、介護補助ロボットの開発支援などをしているよ。
また、一般の方にロボット関連技術を知ってもらうきっかけづくりとして、
学童保育の子どもとその保護者を対象にした、親子ロボット教室をやったりもしています。
これは神奈川大学が行っている就活塾の中で、学生がロボットの仕組みや作り方を親子に教えるというものなんだ。

親子ロボット教室の様子
(↑ 親子ロボット教室の様子。)

かにゃお いろいろやっているんだね~。
でも、ロボットをビジネスとして事業化するのは難しいのは、なんでなの?
小林さん いろいろ理由はあると思うけど、ひとつには「ロボット」というだけで、人々の期待値がぐっと上がってしまって、実際にロボットができることとの間にギャップがあることも大きいんじゃないかな。
かにゃお そうすると、ロボットが身近になる日は遠い先のこと?
早く「かにゃロボ」作ってほしいんだけど。
小林さん これから私たちの生活や社会、人間の生存が難しい環境空間(宇宙や海洋など)にもロボットの活躍の場はどんどん拡がっていくので、
21世紀を通してみれば、きっと「ロボットの世紀」になると思うよ。

ロボットに鼻を触られていやがるかにゃお
(↑鼻はやめて!)

かにゃお 楽しみだにゃ。
これからの時代、ロボットはどんな役割を担ってもらうのが理想的なの?
小林さん ロボットには、昔から小説やアニメなどで「ヒトの願望をカタチに」してきた歴史があって、「ヒトの役に立つこと」が無意識に求められているところがあるよね。
だから、ヒトとロボットがそれぞれの役割を分担し、時には協調し合いながら、
これまで以上に人間の暮らしが豊かになり、人々がより幸せになることが大事
だと思うんだ。
かにゃお たとえば?
小林さん 例えば、お掃除ロボットの「ルンバ」。
ルンバは、これまでまったく存在していなかった「自動掃除機」市場を作り上げたわけだけど、それはルンバが家に人がいない時に自動的に掃除してくれるという「時短生活」、つまりこれまでにない「新しいライフスタイル」を提示したことがヒットした大きな要因だと思う。
同時に、ルンバがちゃんと働けるように、ヒトが事前に片付けをするといった副次的効果を産んだりもしているんだ。
かにゃお 技術だけを追い求めるだけではだめってこと?
小林さん そうだね。
作り手は、ついつい技術的な細部にこだわったり、作るので精一杯だったりで、どのように使われるのかまではあまり深く考えない。
一方、一般の人たちも、まだロボットの活用法を理解しているわけではないから、お互いにまだまだ試行錯誤している状態だけど、ロボットのいる暮らしや環境をイメージできるよう双方に働きかけることがロボットの普及にはとても重要なことなんだ。

かにゃロボをほしがるかにゃお
(↑かにゃロボほしい。)

かにゃお そうすると、これからは小林さんみたいなお仕事が大事になってくるんだね~。
小林さん うん。作り手とユーザーをつなぐ人が必要になってくるよね。
かにゃお、見かけによらず鋭いね。
かにゃお でしょ。
ねえねえ、ぼくのロボット作ってくれる?
通常の3倍で動くやつ。
そんでもって、ぼくみたいに丸くてかわいくて賢いやつ。
小林さん う~ん。ねこ型ロボットはもう有名なのがあるからな~。
かにゃお ・・・。

 

『ロボットのある未来を いいにゃ!』――――――――――――――――――――
認定NPO法人ロボティック普及促進センター:http://npo-ric.seesaa.net/