ドアをもとめて三千里

2016年1月26日 火曜日


こんにちは。
全日本小さいドア撲滅委員会会長のかにゃおです。
ぼくが入れない小さいドアを日本からなくすために、忙しい日々を過ごしています。

今日は伊勢原に見回りにきました。
小さいドアはねぇかぁ~。(なまはげ風)

秘書 ちがうから。かにゃさんぽの取材だから。

つくしんぼ到着だよ
(↑ 「つくしんぼ」だって。子どもたちの声が聞こえてくるにゃ。)

関口さん こんにちは、かにゃお。
仮認定NPO法人鴻基会理事長の関口です。
かにゃお 関口さんはじめまして。
子どもたちの声が聞こえるね。
ここは何してるところなの?
関口さん ここ「アシスタンススクールつくしんぼ」は、発達障がい児やダウン症、自閉症といった子どもたちを対象に、個別学習支援(児童発達支援・放課後等デイサービス)や日中一時支援を行っているんですよ。
かにゃお もうちょっとねこにも分かるようにおねがいします。
関口さん 子ども達の学習を個別サポートしたり、放課後や休日に子ども達を預かって、社会進出を目標に日常生活を送るための力や社会性を身につけるといったことをしています。
かにゃお 中を見せてちょ。
関口さん どうぞどうぞ。

かにゃおがドアから入るよ
(↑みんな待っててね。今いくよ~。)

ドアが小さくて入れない
(↑って。このドア小さいよ!)

かにゃお ドアが小さくて入れないから帰るね。元気でね。
関口さん ちょちょ、ちょっと待って!
こっちから入れるから!

部屋に入ったよ
(↑やっと入れたにゃ。)

かにゃお ドアは小さいのに、部屋は広いんだね。
関口さん ここは、子ども達が日中や放課後に遊ぶための部屋なんです。
もちろん天気のいい日は外にも遊びに行きますよ。
かにゃお これだけ広ければ雨の日もおもいっきり遊べるね。
関口さん つくしんぼでは、遊びだけじゃなくて勉強もしっかりやっていますよ。
学校の授業では対応が難しい子どもでも、ここではしっかりと勉強を教えているんです。
かにゃお どんな風に教えてるの?
関口さん 基本的に1対1で教えています。
例えば「あ」という文字と「あ」という発音を一致させるところからはじめる子もいるので、集団で教えるのはちょっと難しいですね。
子どもたちの状態はそれぞれ違いますが、ちゃんと知識を身につけて一人ひとりを丁寧に見てあげるようにすれば対応できるんですよ。
かにゃお 関口さん、かっこいい~。
かにゃお ここでは学校の宿題を一緒にやるだけじゃなくて、高校受験の勉強まで対応しています。
勉強だけじゃなくて電車やバスの乗り方といった生活に必要なことも教えているんですよ。

勉強中だよ
(↑先生のTシャツがかにゃおイエロー。あとでサインあげるね。)

かにゃお ここには何人くらいの子ども達が来てるの?
関口さん 90人くらいの子どもが登録していて、毎日40人以上が来ています。
他の団体に比べると人数が多いのですが、一人ひとりの特徴や日々どんなことがあったかはみんなで把握していますよ。
また、勉強も半年単位で目標を決めて、保護者の方にも進捗をお伝えしながら進めているんですよ。
かにゃお これだけしっかりしてれば、みんな安心だね。
他につくしんぼの特徴ってある?
関口さん 学習支援だけでなく、日中一時支援やデイサービスを一緒にやっているところも特徴ですね。
かにゃお 一緒だと何かいいことあるの?
関口さん 例えば、一人でいるといい子でも、集団の中だと問題が出る子がいます。
個別の学習支援だけでは分からないことも、ここではみんなで遊んだりする場面などでも気づいて対応してあげられるんですよ。
かにゃお それは家だと気づいてあげられないところだよね~。
他にはある?
関口さん 子ども達の送迎に対応してるのも特徴です。
例えば母子家庭や市外から通っている人にとって、毎日子どもを送り迎えするのは大変ですよね。
そこで、保護者の方の負担を考えて私たちが送迎しています。

またドアが小さくて入れない
(↑なぜ日本のドアはこうも小さいのか。)

かにゃお スタッフの人たち、よく働くねー。
ぼくの秘書もみならってほしいな。
関口さん つくしんぼのスタッフは何より子ども達が「大好き」なんです。
だからこうした活動ができるんだと思います。
かにゃお 関口さんはどうしてつくしんぼの活動をはじめたの?
関口さん もともとは、自宅で学習塾をしていたんですよ。
はじめは普通の塾だったんですが、だんだん発達障がいの子ども達を受け入れるようになったんです。
目の前に困っている人がいたら、何もしないわけにはいかないですよね。
私たちができることは、やっぱりやるべきだと思うんです。
かにゃお 学習塾がスタートだから、勉強をしっかり教えられるのも納得だね~。
最後に全国8,000万人のかにゃおファンに伝えたいことある?
関口さん そんなにいないですよね。
将来的には大きくて宿泊もできる施設をつくりたいと考えています。
定員の関係で週の半分しか通えないという方もいますし、これから通いたいという登録待ちの方も大勢います

音楽療法の様子だよ
(↑音楽療法もやってるよ。)

かにゃお 宿泊はどうして必要なの?
関口さん 子ども達を宿泊で預かることができれば、ご両親も遠方の法事など遠出が可能になります。
そういう要望が結構あるんですよ。
かにゃお 完成したら、保護者の人たちも大助かりだと思う。
関口さん でも新しい施設を作るためには資金が必要です。
現在そのための寄付を集めているんですよ。
そうそう、大切なことがもうひとつ。
保護者の方が子どもたちを預ける利用料には、市から補助が出ているんです。
税金が使われていることを考えると、子ども達には社会に出て働いてもらえるようになってもらいたいと考えています。
そこで、私たちは働く場所を提供してくれる企業さんを開拓しているところなんですよ。

関口さんと記念写真
(↑理事長の関口さんとぼく。)

かにゃお たしかに、子どものうちはつくしんぼみたいな居場所があるけど、大きくなったら出なくちゃいけないよね。
関口さん そのためもただ預かるだけでなく、悪いことをした子どもにはそれが悪いことだと分かるように、納得できるように言い聞かせます
時にはご家族よりもスタッフの方が厳しいこともあるかもしれないですね。
かにゃお みんな真剣なんだね。
ぼくも応援してるにゃ。
新しい施設が完成したら、テープカットに呼んでね~。

『子どもたちの将来のために いいにゃ!』――――――――――――――――
 仮認定NPO法人鴻基会・アシスタンススクール つくしんぼ
  (ホームページは準備中だよ。もうすぐ出来るにゃ。)
  住所:神奈川県伊勢原市田中300 モンテール伊勢原1階・2階
  電話:0463-93-5757